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医療保険の給付金請求で損をしないために!確認したい請求の基礎とタイミング

2026年3月25日 | カテゴリ:お役立ち情報

今回お伝えするのは保険の給付金請求の方法や請求するタイミングについてです。

入院してお金がかかる・・・そんな時、医療保険に加入していれば給付金がその助けになります。
ただ、実際に使おうとしたときに、「いつ請求すればいいの?」「1回の入院ではまとめて1回しか請求できないの?」といった疑問も出てくるはず!

普段はあまり気にしていないけど、いざという時に知っておきたい『給付金請求』について簡単にご紹介していきます。

目次

    1.給付金の請求ってどうしたらいいの?

    まずはご自身で加入保険会社にご連絡下さい!
    保険の給付金は『自己申告制』なので、申し出ない限りは受け取れません!
    基本的には、退院した後など、ひと段落ついた時にそれまで分をまとめて請求する方が多いようです。
    ご自身の経済状況でご判断を!

    結論だけ知りたい方へ!
    『給付金請求は入院中でも退院後でもお好きなタイミングで請求可能!』

    では早速、具体的な内容や、請求するときの注意点などについても深堀していきたいと思います。
    今回の内容は、特に、こんな方にはおすすめです!

    • そもそも入院した時にはどんな保障が受け取れるか知りたい方
    • 預貯金に余裕がなく、もし入院した時には出来るだけ早く給付金が欲しいと考えている方
    • 貯えはあるけど、長い入院になった場合はさすがに不安とお考えの方
    • 手続きのタイミングに指定があると、スケジュール調整が大変だな・・・とお感じの方
    不安に備えるために準備する保険ですから、しっかり使い方の知識も付けて安心感を高めたいところ。
    医療保険の主な保障内容の確認から請求までのご説明をしていきますので、ぜひこの機会に確認して、もしもの時に慌てずに対応できるようにしておきましょう!

    2.医療保険の基本的な保障

    最初に、医療保険の基本的な保障内容について簡単に確認していくところから始めていきます。
    請求する方法はもちろんですが、まずは『何が受け取れるのか?』の部分である保障内容について把握することが大事です!

    ここでは一般的な例をご紹介していきますが、実際の内容は、皆さんが加入している保険によって異なるという点には注意してくださいね。
    自分で加入内容を把握できていない・・・という方は、ぜひ記事でご確認いただいた後に保険証券などで加入内容も確認してみる事をおススメします!

    ※もし『内容はもうしっかり把握しているから請求の本題だけ知れればいい!』という方は 『本題:請求はいつしたらいい?』に移動してください!

    3.入院給付金

    まず医療保険の基本となるのが、この『入院給付金』です。
    内容としては『入院した際に、入院〇日まで』『1日○○○円の保障』というのが基本。

    最近では『入院した時点で』『一時金として○万円の保障』といった内容のものも増えてきています。
    以前に加入した医療保険のまま・・・という方は、もしかすると『1泊以上の入院で初日から』『入院〇日目から保障』など、日帰り入院などの本当にごく短期間の入院だと保障対象にならない可能性もありますので、あやふやな方は確認しておくと安心です。
    確認するときのポイントはこんなところです。

    • いつから保障されるか(初日から、1泊2日で初日から、など)
    • いつまで保障されるか(30日まで、60日まで、など)
    • いくら保障されるか(5,000円、10,000円、など)

    4.手術給付金

    次は、入院給付金と並んで医療保険の一般的な保障とも言える『手術給付金』です。
    内容としては、手術をした場合に保険会社の規定・契約内容に応じて保障額が支払われるというもの。

    少し前までであれば『保障対象の手術を受けた場合、手術の程度により入院給付金の5倍、10倍、20倍の額を保障』といったように、手術の大きさによって金額が違うといったものが多く見られました。
    それが最近だと、『外来の手術(入院をしない手術)なら〇万円、入院中の手術なら〇万円を保障』といった入院の有無による給付金額の違いを設けている医療保険が多くなってきています。

    また、中にはそもそも手術給付金を付けずに申し込める医療保険というのも商品として出てきました。
    手術給付金はメインどころの保障ではあるものの、その種類は多様化してきているので、こちらもぜひ確認しておきましょう。
    確認するときのポイントはこちらです。

    • そもそも保障はついているか
    • 金額の差の条件は何か
    • 給付金額はいくらか

    5.通院給付金

    最後は、通院した時に保障が受け取れる『通院給付金』です。
    通院給付金については、入院給付金や手術給付金と比べて『原則的に準備できる保障』とまでは言えないまでも、医療保険の特約として準備されていることが多い内容ではあります。

    内容を簡単にご紹介すると、『退院後の通院について1回につき○○円保障』というものが多いですが、商品によっては退院後の通院だけでなく『入院前後の通院を保障』という内容のものもあります。

    ただし、あくまで保障の対象は『退院後の通院』や『入院の前後の通院』だということがポイント!
    入院を伴わない、通常の通院は保障の対象外なので注意しましょう。
    加入中の保険に通院の保障が付いている場合は、こんなところに注目してください。

    • 保障対象の通院は、退院後のみか、入院の前後か
    • 何回まで、この期間までなど、どのように保障されるか
    • 給付金額はいくらか

    6.他にも保障がないか確認を!

    以上、主だった保障内容を3つ程ご紹介してみました。
    ただ今回ご紹介した保障以外にも、商品によっては他にも様々な保障を準備されている方もいらっしゃると思います。
    例えば・・・

    • 先進医療を受けたときに保障される『先進医療特約』
    • がんにかかった時に上乗せ保障を準備できる『がん治療特約』
    • 女性疾病だった場合は上乗せの保障が準備できる『女性疾病特約』
    • 3大疾病・7大疾病の時に上乗せで保障がされる『生活習慣病特約』
    • 入院手術がなかった時に受け取れる『健康お祝金特約』
    他にも、保険会社・商品によって本当に幅広い保障内容を準備しています。
    実際にどのように保障が受けられるのかは加入保険の内容次第!
    是非ご自身の加入している内容を確認してみて下さいね。

    7.<本題>請求はいつしたらいい?

    前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ本題に入っていきましょう!
    まず、給付金請求は『いつ行うもの』と決まっているのか、というと、これは冒頭でご紹介した通り。

    『給付金請求はお好きなタイミングでOK!複数回に分けることも可能』です!

    特別請求のタイミングや回数に決まりはないので、申請をだして保険会社から支払い対象と認められればしっかり受け取ることができます。

    ただ、一般的にはどういうタイミングで請求する人が多いの?実際どういう請求方法がおススメなの?というのは気になるところかと思いますので、そのパターンと内容、理由などについてまとめていきますね!

    8.一般的なのは退院してからまとめて1回

    入院期間等の状況にもよりますが、一般的な方法は退院後にまとめて1回で請求する方法です。
    なぜ「まとめて1回なのか」というのは人それぞれ理由はあるでしょうが、一番手間もコストもかからないから、というのは言えると思います。
    簡単に、給付金請求の流れを確認してみましょう。

    1. 保険会社に連絡して請求書類を請求する
    2. 病院に所定の書式の診断書を有料で作成してもらう
    3. 保険会社に提出する
    4. 審査ののち振り込み
    このように、実際の給付までにはいくつかの段階がありますので、保険会社に連絡する手間、病院に診断書を作成してもらう手間、郵送する手間などを考えると、こまめに請求するよりも1度でまとめて対応する方が多いのも納得です。

    また、病院で診断書を作成してもらう時には費用が発生するので、コストの点からも一度で請求するほうが効率的です。
    退院後の通院などの保障もある場合はまた少し状況が違うかもしれませんが、一般的な請求タイミングは退院後に1度にまとめて、というこちらの方法と言えます。

    9.入院中に請求することも状況によってはおススメ

    多くの方が選択するのは『退院後に1度にまとめての請求』と紹介しましたが、だからと言って複数回に分けての請求ができない、という訳ではありません。
    むしろ、多くはないかもしれませんが何度かに分けて請求するほうがおすすめできるという場合もあります。

    どういった時かというと、入院が長期にわたる場合や、現時点で預貯金などが充分でなく金銭面で不安がある場合。

    月をまたいで入院する場合の入院費については、病院によって違う場合もあると思いますが原則として『月末締め・翌月の指定日払い』という対応が必要になります。

    また、指定日に支払う入院費以外にも都度かかる雑費などもありますので、入院が長期になればなる程出費が積み重なり、どんどん負担が重くなってくることも・・・。

    短期間の入院などでそこまで負担が大きくなければ『とりあえずは預貯金から支払って、あとからゆっくり請求手続きをする』という方法でも問題ないですが、金銭的に不安な場合は途中で一度まとまった給付金を受け取ると安心いただけると思います。

    10.結論、状況に応じて判断を

    以上、まとめて1度に請求する場合、複数回に分けて請求する場合の2パターンのご紹介でした。
    ご紹介したように請求回数には特に決まりがない、というところはぜひ覚えておきましょう!

    また、今は入院した時点で一時金が受け取れる保険も増えてきているので、まずは入院初期にまとまった金額を受け取って入院費や雑費にあてる方法がメジャーに…なんてこともあるかもしれません。

    結論として覚えておいていただきたいのは、こうしなければいけない。こういう制限がある。という訳ではないこと。
    ご自身の加入内容と状況に合わせて、一番安心感を得られる使い方をしていただければと思います。

    11.注意点、手出し費用について

    メインの内容としては以上なのですが、ここで一つ、合わせて覚えておいていただきたい注意点についても少しお伝えしておきます。

    それは、請求するときにかかる費用について。
    請求の流れをご紹介した時にも軽く触れましたが、給付金請求時に必要な診断書は有料です。
    実際の金額は病院によってまちまちですが、目安としての全国平均額は4,841円。
    思ったより高い・・・という方も多いのではないでしょうか。

    ただし、これはあくまで平均額で、最低額は1,050円から最高額は10,500円と、ちょうど10倍の差が開く調査結果となっています。
    「複数回に分けて請求したい」という時や「本当に短期の入院で大きい額の給付金にならない」という時、最低額ならまだいいですが最高額の場合は大変です。
    この診断書の値段がネックになってくる可能性もあるので確認しておいほうが良いかもしれません。

    ※出典元:医療経営情報研究所「2012年 医療文書作成業務・文書料金実態調査」

    12.覚えておきたい簡易請求

    ちなみに、先ほどご紹介したように診断書の作成に平均額4,841円かかるとなると、入院1日5,000円の給付金請求をしたい・・・という時は殆どプラスマイナスゼロ、という悲しい結果になってしまいます。

    「そんなの、入ってた意味ない・・・」とがっかりしてしまいますが、そんな時の為に覚えておいていただきたいのが『簡易請求』という方法です。

    実は、原則として給付金請求には診断書の提出が必要ですが、状況によっては診断書の提出が不要な簡易請求できる場合があります。

    簡易請求の場合は、費用がかかる診断書ではなく、無料で受取ることができる領収書等の書類を使用して請求できるのでコストがかかりません。

    ただし、保険会社によって簡易請求が利用できる条件は異なりますので、こちらはぜひ加入保険会社のHPや、給付金請求書類の取り寄せの際に確認してみていただければと思います。

     まとめ
    以上、今回は給付金請求のタイミングを主題として、医療保険のメインどころの保障と、給付金請求時のコストについてご紹介していきました。

    保険は「入っておけば何となく安心」ではなくて「使い方を把握し、理解して安心」という商品であることをしっかり覚えておいていただきたいと思います!

    最後に、今回の内容を簡単にまとめて終わりたいと思います。

     実際に請求する前に
    • まずは既加入内容を把握して、受け取れる保障の種類・金額を確認することが大事
     給付金請求について
    • 給付金請求のタイミング、回数は特に制約はないため状況に合わせて
    • 一般的な請求のタイミングは退院後にまとめて1回
    • 入院が長期化し、支払いに不安がある場合は複数回に分けるのも手段の1つ
     給付金請求の注意点
    • 請求に必要な診断書は発行に費用がかかる
    • 『簡易請求』で費用がかからない場合もあるので必要書類請求時に確認を
    ぜひ、いざという時に慌てなくて済むようにしっかり確認しておきましょう!

    また、自分では加入中の保険内容の確認が難しい、どのように調べたらいいのかわからない・・・という場合は、プロのライフコンサルタントに相談いただける 無料相談サービスの利用をおススメしています!
    この記事の監修者
    三宅 晃博

    三宅 晃博

    AFP|2級ファイナンシャル・プランニング技能士

    保険・相続・金融分野で18年以上の経験を持ち、個人向けライフプラン設計を中心に活動。 専門家として記事内容の正確性を監修しています。

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